都市伝説として話題となり映画化もされた「きさらぎ駅」。
インターネットの掲示板の2チャンネルに投稿され、実況形式の体験談として登場しました。
インターネットの掲示板2チャンネルのオカルト超常現象掲示板にあった実況形式スレッドに奇妙な体験をはすみと名のる女性が投稿した事が始まりでした。
投稿された相談内容によると、周囲は人家などが何もない山間の草原で、直前には実在しない「伊佐貫」と言う名称のトンネルを通ったと語っています。
その後、不意に降り立った駅の周辺では奇妙な出来事が次々に起こり、携帯電話で助けを求めてもまったく取り合ってもらえなかったという。
途方に暮れていたところに、たまたま通りかかった車に乗せてもらった車中でのスレッドへの書き込みを最後に、以後の消息が絶たれたことになっています。
そしてこの都市伝説の結末はどうなったのでしょうか?
また、きさらぎ駅はつくばにあるという書き込みがありました。
これはどういう事なのでしょうか?
きさらぎ駅の都市伝説を調査していきます。
Contents
きさらぎ駅の始まりは?
きさらぎ駅の都市伝説がネット上で最初に語られたのは、2004年1月8日深夜のことでした。
インターネットの掲示板の2チャンネルに投稿され、実況形式の体験談として登場しましす。
きさらぎ駅はどの様な出来事だったのでしょうか?
果たして、実際にあったのでしょうか?
きさらぎ駅の経緯は?
気のせいかも知れませんがよろしいですか?(2004/01/08 23:14:00)
101:先程から某私鉄に乗車しているのですが、様子がおかしいのです。(2004/01/08 23:18:00)
新浜松駅から乗車した遠州鉄道の電車がいつもと違いなかなか停車する様子がなく、ようやく到着した駅が「きさらぎ駅」という名称の見知らぬ無人駅だったという事です。
以後翌日未明にかけて、投稿者「はすみ」とスレッド参加者との応答がリアルタイムで進行した。
投稿された相談内容によると、周囲は人家などが何もない山間の草原で、直前には実在しない「伊佐貫」と言う名称のトンネルを通ったと語っています。
その後、不意に降り立った駅の周辺では奇妙な出来事が次々に起こり、携帯電話で助けを求めてもまったく取り合ってもらえなかったようでした。
途方に暮れていたところに、たまたま通りかかった車に乗せてもらった車中でスレッドへの書き込みが途絶え、以後の消息が絶たれた事になっています。
類似体験やはすみ生存報告
きさらぎ駅を舞台にした一夜限りの奇妙な体験談は、2ちゃんねるオカルト板を中心にネットコミュニティの注目を集めます。
2010年以降になりますと、それに乗ずる形できさらぎ駅や類似の架空の駅の体験談が相次ぎました。
東海道本線の愛知県域にあるとされる「月の宮駅」、きさらぎ駅の隣接駅とされる「やみ駅」と「かたす駅」などが挙げられています。
2011年には、都市伝説をテーマにしたまとめサイトのコメント欄に、オリジナル投稿者「はすみ」を名乗る人物から真偽不明の生還報告も投稿され話題になりました。
検証きさらぎ駅はつくば?都市伝説結末は?
きさらぎ駅をGoogle mapで検索すると筑波大学の敷地内にピンが立つようです。
これはどうゆう事なのでしょうか?
きさらぎ駅と筑波大学はどの様な関係なのでしょうか?
また、この都市伝説はどのような結末になるのでしょうか?
きさらぎ駅と筑波大学の関係、そして都市伝説の結末を検証します。
きさらぎ駅が筑波大学の中にある?
きさらぎ駅を地図検索すると、筑波大学の敷地内の池が表示されるそうです。
この池は松美池と呼ばれている場所でした。
その他にもかたす駅、やみ駅、つきのみや駅という駅が筑波大学の敷地内の他の池にピンが立っていた様でしす。
これらの駅はつくばエキスプレスの延伸計画に伴う準備だけされた駅という話もあったようでした。
これらはどの様な事なのでしょうか?
筑波大学は都市伝説や心霊現象が起きる様な場所なのでしょうか?
筑波大学といえば昔、
「電車で居眠りすると辿り着く、降りたら現世に戻ってこれなくなる異界の入り口にある謎の駅」としてオカルト板民を恐怖に陥れた「きさらぎ駅」「やみ駅」「かたす駅」を地図で検索すると全部筑波大学構内の池の水中がヒットするっていう凄い偶然があって。あそこやっぱ不思議。 pic.twitter.com/37W1pJ5U7z— 道の上の人 (@cocacolanized) April 26, 2020
何故このような事が起きているのか調べてみると、
googleマップはgoogleアカウントを持っている人がタイトルを書いて、住所を指定すると登録することが出来るようです。
Googleが公式に登録したのではなく、アカウントを持っている人が登録したものだと思われます。
なんと、いたずらのようでした。
現在はGooglemapできさらぎ駅で検索すると、その名に近い所が検索されます。
他のmapサイトも同様でした。
きさらぎ駅都市伝説の結末は・・・
投稿者はすみの体験談では、きさらぎ駅の正体が明かされることはなかったが、以後ネット上にはその真相を巡って様々な空想的考察が語られています。
当初は、体験談の内容からきさらぎ駅が静岡県内にあるものと考えられていましたが、その後、福岡県など全国各地で目撃情報が相次いで寄せられていました。
多くの体験談では時間の歪みやGPSの異常などの異変も報告され、この世界とは別の異世界に存在するとする説が主流になっているようでした。
初期には、きさらぎ駅やその他架空の駅の体験は恐怖の対象とされ、投稿者「はすみ」が以後の消息を絶っていることから、一度降りてしまうと生きては戻れないものと思われています。
しかし、その後の体験談では一度迷い込んだ後に生還したとの報告も寄せられ、何かを燃やして煙を出せば戻って来られるなど、オカルト的な関心からの考察もなされるようになっていました。
さらに2018年に投稿された体験談では、異界の車掌や住民の善意により無事生還したとの報告もなされ、体験談や考察は恐怖よりも異世界を旅するロマンに重点が置かれるようになっています。
まとめ
きさらぎ駅はつくばにある?都市伝説の結末を調査してみました。
都市伝説のきさらぎ駅は2004年1月8日に、インターネットの掲示板2チャンネルを使っての実況形式の体験談として投稿されます。
静岡県浜松市の遠州鉄道から、そこから繋がった異世界にある駅と考察されているのでしょう。
その後似たような類似体験談やきさらぎ駅の目撃情報が全国から寄せられたようです。
その一つがつくばのようです。
Googlemapできさらぎ駅を検索すると、筑波大学の敷地内の松美池にピンが立ちました。
これには驚かれた方も多かった様ですが、いたずらという事が判明しました。
現在はその様な事はありません。
きさらぎ駅の都市伝説結末ですが、はすみのその後の消息はわからなくなっています。
一度降りてしまうと生きて戻れないという話もながれましたが、オカルト的な説やロマン説などの生存説も出てきました。
空想的考察が多々あり、はすみがどうなったのか本当の結末までたどり着くことはできませんでした。
類似体験談もあるようなのでもしかしたら、他にも異界駅があるのかもしれないですね。